越谷の司法書士・行政書士事務所「美馬克康司法書士・行政書士事務所」
(東京高等裁判所判決昭和37年)
X男は、東京の某有名大学を卒業し、A商社に就職しました。
気の弱い性格で、お客さんと対話をしても、言いたいこともいえません。
そのため、会社の上司も、来客対応のない事務に人事異動をさせました。
26歳になってもプライベートでは、女性と話をしたこともないような男性です。
同僚の女性が、仕事上のことで話しかけても、真っ赤な顔になり、何も言えません。しかし、X男は、英語・フランス語・ドイツ語・ロシア語・スペイン語に堪能で、社内で一番の語学力です。
そのため、会社もX男を解雇できずにいました。
フランス・ドイツ・ソ連などの商社と取引する場合には、X男は必ず同席します。
しかも、不思議なことに仕事上外国語で話すときは、相手が女性でも流暢に話します。
そのため、X男を指名で国際電話がかかることも、よくあります。
ところが、X男の語学力にほれ込んだ相手国の女性が、X男をデートに誘うと問題です。
2人きりになると、X男は顔を赤くして何も話せなくなるのです。
そのため、デートはそれで終わりとなります。
会社の同僚が、うらやましがるような金髪の美女とも、何の進展もなく終了です。
こんなX男ですが、同僚のY女を好きになりました。
もちろんY女は、X男を馬鹿にしていますから、X男の片思いです。
Y女と眼があっただけで、X男は顔を赤くします。
当然ながら、話しかけることなどとても出来ません。
それでもX男は、Y女のことが、好きで好きでたまりません。
ある日、思い切ってラブレターを書き、Y女の机に入れました。
「Y女さん、好きです。付き合ってください。」との内容のラブレターです。
X男としては、清水の舞台から飛び降りるぐらいの勇気が必要でした。
Y女の机に手紙を入れた翌日は、恥ずかしくてX男は、欠勤しました。
翌朝出勤すると、Y女からの手紙と共にX男の書いた手紙が、X男の机に入っていました。
X男の書いた手紙は、赤ペンで所々が修正されています。
Y女は、書道の師範の資格を持っていましたから、X男の汚い字を添削・修正したのです。
Y女の手紙には、「友達としてなら、いいですよ」との内容が、書かれていました。
Y女は、X男を馬鹿にしていましたが、おもしろがって書いたのです。
そうともしらないX男は、嬉しくて天にも昇る気持ちです。
こっそりとY女を見ると、光り輝いて見えます。
仕事も手につかず、ちょくちょくY女を見ています。
たまに眼が合うと、Y女がニッコリ微笑むものですから、真っ赤になり失神しそうです。
X男は、勇気をだして、夕食に誘う手紙をY女にわたしました。
手紙をわたすだけでも、心臓がドキドキです。
X男は、早めに出かけ、指定した高級フランス料理店で待っていました。
そこに現れたY女を見て、やっとの思いで、「き、き、今日は、あ、あ、ありがとうございます」 と、真っ赤になって、挨拶をしました。
Y女は、ニッコリ笑って席につきます。
それからはX男は、赤い顔をして、じっと下をむいたまま何もしゃべりません。
しゃべりたくても、話せないのです。
高級料理が、次々と運ばれますが、Y女のみ食べています。
Y女も、X男に何も話さず、飲み食いしています。
X男は、何も食べないまま夕食のデートは終わりました。
X男は、腰が抜けたような状態なので、Y女は、「ごちそうさま」と、言って帰りました。
あわれにもX男は、体全身にびっしょりと汗をかき、一人残されました。
ふがいない自分自身に、X男は、その夜大酒を飲み、今後の対策を考えました。
「そうだ、デート前に酒を飲んでいこう」と、思い立ちました。
翌々日、またもY女を夕食に誘いました。
今度は、高級中華料理店です。
Y女は、おいしい料理が食べれるので、OKしました。
指定の料理店にY女が行っても、X男は来ていません。
若干遅れたX男は、「Yさん、遅れてすみません」と、挨拶をします。
デート前に、酒を飲んできたのです。
これにはY女は、びっくりしました。
食事中も、なにかとX男が話しかけます。
Y女は、X男の急変に、料理の味もわからないほどです。
酒を飲んだ勢いのX男は、べらべらしゃべります。
そして、食事もしないで、酒ばかり飲んでいます。
夕食のデートが終了後、「Yさん、送っていきます」と、無理やりタクシーに相乗りです。
Y女は、「これが、あのX男か」と、すっかりあきれて同乗を拒否できない状態です。
Y女のアパートに着くと、図々しくも、「部屋まで送ります」との言葉に、さすがにY女は拒否しましたが、その強引さに負けました。
部屋の前まで来ると、X男はY女から鍵を奪い取り玄関を開けY女を引っ張りこみました。
そして、強姦目的でY女に襲いかかり暴行をくわえ、Y女を反抗不可能の状態にしました。
日頃のX男からは、全く想像できないことです。
Y女は、「お金をあげるから、放してください」と、哀願しました。
その言葉に、X男は悪かったと思い、Y女の身体から離れ立ち上がりました。Y女の警察への通報で、X男は簡単に逮捕されました。
X男は、住居侵入罪・強姦未遂罪・強盗罪で起訴されました。
ところが、X男は、強盗罪については、「Y女からもらった」から成立しないと、法定で争いました。
X男に、住居侵入罪・強姦未遂罪のほかに強盗罪が成立します。
強盗罪成立の理由は、次の通りです。
(1) 強姦の目的でなされた暴行行為で、女性を反抗不能の状態に陥れた場合、女性は犯人が現場を去らない限り、畏怖状態が継続します。せんげん台駅 西口 1分
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